データベース化の目的(2)【No.035】
システムコンサルタントの長谷川です。
「
データベース化の目的(1)【No.020】」でお伝えしたポイント、データベース化最大の目的は、
欲しいデータを、欲しい時に、欲しいだけ、検索できる
ということでした。
では、この目的を実現化するには、何をどうしたらよいのでしょうか?
もちろん、データベースを構築する、ということは大前提になりますが、その大前提のために必要なこと、それは
データベースを設計する
ことになります。
この設計というのは、基本的に、2つの方法があります。
1つは、既に出来上がっているデータベースを使う場合。
この場合は、設計に合わせた業務フローをつくる必要があります。
もう1つは、完全に自社に合ったデータベースを使う場合。
この時はもちろん、1から業務に合わせたデータベースを設計していきます。
どちらを選ぶかは、取り扱うデータの種類や量、利用者の人数や規模、目的によって、さまざまあります。
これは、業務内容をしっかり把握し、どのようなデータベース設計が、業務効率、業績UP、顧客満足度などといったポイントをしっかりとサポートできるか、検討がとても大切です。
設計の方向性が間違ってしまったり、将来の拡張性などが考えられていないと、企業の成長に合わせたシステムの成長は、難しくなってしまいます。
ですので、データベースの設計は、システム(仕組み)化の中でも、とても重要なポイントの1つ、なのです。