仕組み化に、同じものはない。【No.037】
システムコンサルタントの長谷川です。
仕組み化、というと、
効率的な業務が行え、無駄を省き、利益率を高め、顧客満足度を上げる
といったことを軸に考えていくことになりますが、
一社一社、同じ仕組みで対応することなんて、ほぼ、不可能です。
各企業には、それぞれが築いてきた、文化と文明が、存在します。
その文化と文明から、大きく外れた仕組み化を導入しても、まずもって、うまくいくことはありません。
ですから、私は、文化と文明を理解することを、絶対に行います。
これを理解せずに、仕組み化のコンサルティングは、ベストリザルトを求めることはできません。
逆に、これをしないで仕組み化を行うということは、文明と文化を無視した、コンサルタント側のやりやすい方法に過ぎません。
コンサルタントのやり方に合わせろ!という、上から目線の、コンサルティングだと、私は思っています。
ただし、1つだけ、コンサルタント側がやりやすい方法を用いる場合があるとしたら、その文化と文明が、大きく時代遅れ、時代とマッチしないと判断し、新しい時代へと進化が必要だと判断した場合です。
この場合でも、コンサルタント側がやりやすい方法と言いましたが、これを浸透させていくことは、単に押しつける安易な方法ではなく、「破壊と創造」を行うという、とてもエネルギーの必要なことになります。
あくまでも、企業の成長に合わせた仕組み化、これが一番重要なことです。
成功への三ヶ条、本当に大切なことなのです。