システムの賞味期限(1)。【No.022】
システムコンサルタントの長谷川です。
業種業態、規模の大小関係なく、システム(仕組み)は、ほぼ100%、導入されています。
もちろん、例外もありますが、ここではちょっと割愛させていただいて、導入されている前提でのお話し、です。
さて、システム(仕組み)にも、賞味期限は、あります。
ですが、賞味期限とはご存知の通り、かなりあいまいな定義です。
食べ物であれば、2,3日、種類によっては1,2ヶ月過ぎても、問題なく消費できたなんて経験、あるかもしれないですね。
では、システムの賞味期限は、いつなのか、どのように判断すればよいのか、取扱説明書に明記されることもありませんし、社内に情報システム部のような管理部門がなければ、判断もかなり難しいものになります。
そこで、システム(仕組み)を見直す、ターニングポイントをいくつかご紹介したいと思います。
これがすべてではありませんが、ご参考になれば幸いです。
1)保証期間の終了時:更新するか、しないか、大きな判断になります
2)費用対効果の低減:期待以上の働きをしていない
3)社内利用者からの不満:業務効率低下の元凶です
4)社外利用者からの不満:サービスクオリティの低下です
5)担当者の不在:面倒を見られる人間が社内にいない
ほんの1例です。本来は、コンサルティングによるヒアリングで、1件1件、詳細に分析していく所ですが、大雑把に分類すると、このようなことがあるという前例を踏まえてのご提示です。
では、賞味期限が切れていると判断したら、どうするか。
それは、次回にお伝えしたいと思います。