個人情報流出が減らない訳【No.019】
システムコサルタントの長谷川です。
何件か、続けて個人情報流出のニュースがありました。
読む度に「またか・・・」と思うのですが、なぜ、情報流出は減らないのでしょうか?
しかも、ニュースになるのは割と大きな企業に限らられていますので、中小企業の情報漏洩の可能性も考えると、日々、相当数の個人情報が、不正利用される可能性に、さらされているかもしれません。
この流出が減らない理由、それは
1)個人情報流出の危機感が麻痺している
2)自分たちは大丈夫という過信
3)情報漏洩時の「自分たちも被害者だ」という責任転換意識
4)不正利用されない程度の内容ならという、安易な思考の芽生え
5)情報漏洩しても仕方ない、という甘えの風潮
などがあるかと思います。
要は、「慣れ」てしまっているんだと思います。個人側も、企業側も。悪い意味で。
改善するには、この慣れてしまった感覚を律していく以外、方法はないかもしれません。
それでも機械的ミスも起これば、人的ミスも起こるでしょう。
これだけの情報社会になってしまった以上、避けて通れない問題です、情報漏洩は。
結局、デジタル情報は、アナログ的発想=モラル によって、守られるのかもしれませんね。