古いソフトウェアを業務で使っている場合【No.008】
システムコンサルタントの長谷川です。
各部門で、過去にソフトの開発依頼や、専門ソフトの購入をしたことがある企業様に関係するお話しです。
もし、10年近く前に開発、または購入したソフトは、最新のパソコン(Windows7)で、動かない可能性があります。
もちろん、継続してバージョンアップしている(購入できる)ソフトは、新しいバージョンを購入すれば、最新パソコンでも使えるようになります。(バージョンアップ費用については、ピンキリです)
ですが、開発してもらったソフトについては、その開発会社が存続しているか、また存続していたとしてもバージョンアップの対応を保証してくれるか、それは最初に交わした契約書の内容によります。
さすがにWindows95を使っている企業様はグッと減りましたが、古いソフトウェアを使うために、Windows98やWindows2000をまだまだ現役で使わざるを得ない状況が、あったりします。
当然ですが、パソコンの性能も低く、調子も悪く、使っている社員様のストレスは、かなり高いもののはず。
しかし、そのソフトがないと業務を回せないため、仕方なく使い続けるという、負のスパイラルにハマってしまっています。
さて、この負のスパイラルを抜け出すには、思い切った業務改革が、どうしても必要になります。
新しいシステム(仕組み)、新しいIT(ソフト含む)機器の導入を進めることが、大事なことです。
もちろん、IT化、システム(仕組み)化の意見を聞きながら、慎重に進めるべきことです。
じっくり、計画に計画を重ね、実行する。
適切な投資予算、業務効率UPにつながる改善、現場がラクになる仕組み作り、すべてを同時に行います。
「とりあえず、(業務は)回っているから・・・」では、会社の成長は、ありません。
足踏み状態でいるのと同じです。
次の一歩を決めるのは、最終的にはやはり経営者の皆さんしか、いません。