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最新技術に、こだわらない。【No.004】


システムコンサルタントの長谷川です。 今回は、ちょっとだけ技術的なことについて、触れたいと思います。 とは言っても、専門用語を並べて・・・ということではないのでご安心ください! さて、IT化やシステム(仕組み)化の導入には、さまざまな方法があります。 本当にいろいろなやり方があり、これを言い始めると専門用語が出てきてしまうので、割愛させていただきますね。 しかし、いざ自社へのIT化、システム(仕組み)化を進める上では、ある程度の技術については、知らなくてはなりません。 知らないで導入することは、中味を見ないで買い物するのと同じです。 一般的な流れですと、システム開発会社の営業担当者や開発担当者が、いろいろと説明に来ます。 これは●●という技術で、これこれに役立ち、いま最先端の技術です。 これとこれは最新機種で、これさえ使っておけば、間違いありません。 この業務効率をUPするには、これこれをこのように導入して、ここに投資すべきです。 などなど。 話しを聞いていると、「なるほど、最新技術だし、間違いなさそうだな。」と、思ってきてしまうものです。 しかしです。 会社の成長や経営戦略、現在投資できる資金、現場からの必要性の声、そういったものをトータルで考えた時、本当に「最新技術」が必要かどうか、判断していますか?判断、できていますか? 実際にあった話しですが、上記のように最新技術を説明され、システム導入したある企業様の現場では、逆に効率が落ちてしまったことがあります。 その原因というのは、今まではFAXを1枚、送れば済んでいた業務が、パソコンからさまざまな情報を入力し、決裁の承認をパソコン上で行い、それを相手にメールで送るという、いくつもの業務負担が増えてしまったことでした。 つまり、FAX1枚の方が、数百万円のシステムよりも、業務効率が高く、利益にもつながる場合もある、ということです。 IT化やシステム(仕組み)化においては、私は、最新技術にこだわる必要はないと思っています。 もし、新車が必要だと判断したら、迷うことなく勧めますが、中古車でも十分だと思ったら、当然のように中古車を勧めます。 もちろん、我々コンサルタント側や、開発会社側としても、利益は大切です。 ですが、サービスを提供する上で、先を見越すことができないような、計画性の無い投資を勧めるようなところとは、信頼した関係で仕事ができるとは、思えません。(成功三ヶ条の第二条、ご参照ください) 「Win-Win」という言葉を目にしたことがある方も多いと思います。 これは、お互いに利益を得られるように、協力していきましょうというだけの意味では無く、お互いに(企業、人を)成長させていけるように協力し合い、結果として、利益を生んでいけるようにしていこうという意味だと、私は思っています。 いろいろなタイプのコンサルタントがいらっしゃると思いますが、私は、このようなことを考え、自分の軸としています。 今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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