信頼できる「プロ」と連携しよう!【No.002】
システムコンサルタントの長谷川です。
さて、今回は「成功三ヶ条」の第二条について、お伝えしたいと思います。
その2.
二、信頼できるIT/システムのプロフェッショナルと連携すべし
まず知っておいて欲しいことは、「IT/システムに関するプロフェッショナルが、存在する」ということです。
当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、意外と、認識が薄い方が多いことに、驚きを感じることがあります。
ある会社様の業務担当者の方とのお話しの中で、こんなことを仰っていらっしゃいました。
「ITやシステムについて、何を相談して、どのような形(見積り)で、お支払いするればよいのか、金額の目処が分りません。」
つまり、仕事相手として、いままでIT/システムのプロフェッショナルと接したことがない、ということです。
逆に、このような質問をしてみますと、ほとんど決まった答えが返ってきます。
「では、システム開発会社さんと、ITやシステムに関する打ち合わせ、導入などの決定に至るまでのお話しは、誰がされているのですか?」
・私です(業務担当者)
・社長です
・ちょっとパソコンに詳しい営業の方です
そうなんです。IT/システムのプロフェッショナル以外の方が、ITやシステム(仕組み化)の導入までの担当をしてしまっているのです。
「でも、ちゃんとシステムは導入されたし、使えていますよ?」
信頼関係ができている会社様だったので、システム導入にかかった費用を聞いてみました。
・・・正直、あり得ない程、高額な請求を受けていました。
で、業務効率はどれ位UPして、利益UPにもつながっていますか?と聞くと
・・・正直、まだあまり変化はない。
とのこと。
そしてこう言います。
「・・・システムを開発してくれた会社さんだって、プロフェッショナルでしょう?」
はい、そうです。システム開発の、プロフェッショナルです。
ただし、
あなたの会社が、信頼して連携したプロフェッショナルだったと、言い切れますか?
「信頼」と「信用」は、違うのです。
「信用」は、一方通行でも可能です。「あなたを信用して、お任せします。」これは、仕事を投げてしまっているだけです。
ですが「信頼」は、双方向でないと、不可能です。どちらからも「あなたと一緒に仕事がしたい」という、信頼関係ができていないと、かたちになりません。
上記の例では、システム会社さんを信用して、仕事をお願いしています。
すべてが間違っているとは言いません。
ただ、貴社内にIT/システム(仕組み化)のプロフェッショナルがいなかったために、「導入しても変化の無いシステム」が、出来上がってしまったのです。
信頼できるIT/システムのプロフェッショナルと連携するということは、社内にプロフェッショナル=専門家がいることと同じです。
事務担当者や社長、ちょっとパソコンに詳しい営業の方が、兼務してシステム導入に取り組むのと、プロフェッショナルが取り組むのでは、結果が違ってくることが、イメージできると思います。
あまりよい例えではありませんが、いままでは、業務担当者がつくったインスタントラーメンを食べて、それなりに美味しいと思っていた訳です。
しかし、プロフェッショナルが、だしからめんから、器や湯の温度まで、すべてを考え抜いてつくりあげたラーメンと食べ比べたら、どうでしょうか?
貴社にとって、最善のIT導入、システム化(仕組み化)は、信頼できるプロフェッショナルと連携することで、より効果的なものになるのです。
システムコンサルタントへ仕事を依頼する際の費用は、正直、ピンキリです。
仕事の内容により、大きく変わるからです。
しかし、結果的に、やっぱりプロフェッショナルに任せておけばよかった!という経験、ありませんか?
IT/システム(仕組み)の改善も、同じなのです。プロフェッショナルに任せるべきものなのです。
今回の第二条、どのように受けとめられるかは、もちろん自由です。
これが、私のプロフェッショナルとしての、ぶれない「軸」となっています。